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書評

2017年7月 8日 (土)

“ガタガール”

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小原ヨシツグさんの書かれた“ガタガール”面白かったです。
干潟に甲殻類の採取に行きたくなる漫画です。
ねこのしっぽラボは磯を主な採取ポイントにしているので、
干潟の経験は少ないのですが、干潟にも進出したくなりました。

 

あまりネタばれするのも何なんですが、
印象深いところをコメントします。

 

二巻の第11話の“遭遇”のところで小型甲殻類の夜間サンプリングの話がありました。
お話の中では生物を採取できなかったのですが、
これは実は理由があるかも知れません。

 

汐ちゃんは普段使いよりも目の細かい3mm目の網を用意しましたが、
実はこれでも目が大きすぎると思います。
夜間に泳ぎだすヨコエビやクーマ、アミ、ワレカラといった生物は、
大きいもので長さは数mmから1cm程度になりますが、
何しろ細いので3mm目の網は通過してしまうと思います。
いわゆるプランクトンネットのほうが良かったですね。
金魚用のアミでも代用できると思います。

 

ねこのしっぽラボはストッキングで作ったランクトンネットを使用しています。
プランクトンネットなら1mm程度の貝虫や、カイアシ、ゾエア、メガロパ、
コツブムシやキクイムシも採集できたことでます。
ウオノエなどの寄生性甲殻類の幼生も採取できます。
砂浜が近くにあるような環境ならばスナホリムシやコノハエビが稀に見つかります。

 

あと、干潟に潮が満ちた場所で採取していましたが、
経験的には港湾のような水深の深い場所や、
少なくとも干潮時でも水没している場所のほうが多く採取できるようです。
あと、街灯の近くであれば懐中電灯で海面を照らす必要もないかも、です。

 

そうはいっても本当に何も採取できないこともあるので、
汐ちゃんには何回かトライしていただいて、
良い採取ポイントを見つけてもらいたいです。

 

やっぱり長期連載が必要ですね。
期待しています!