« 2018年1月 | トップページ | 2018年3月 »

2018年2月

2018年2月26日 (月)

アメーバ

データ整理をしていたら
アメーバの写真がありました。
Photo


ねこのしっぽラボでは、これまでに
微細藻類、珪藻、珪藻化石、甲殻類、土壌生物などの
画像カタログを作ってきましたが、
いつかは動物プランクトンもやらないとですね。

短時間露出で動きの速い旋毛虫でも
対応できるシステムがあると良いかな。

2018年2月18日 (日)

クマムシ(緩歩動物門)を見つけました。

_12_2

アパートの中庭からクマムシ(緩歩動物門)を見つけました。
クマムシの採取方法は簡単で、
コケを水に入れてピンセットでほぐしていくと見つかります。
水道水のカルキが強いと死んでしまうかもしれないので、
くみ置きの水が良いかもしれません。

写真のクマムシは横から見たところで、
少しずつフォーカスを変えながら撮影しました。
大きさは0.2mmくらいなので肉眼で見るのは難しいです。
顕微鏡では4対の脚と、その先の爪も観察できます。

_22


こちらの写真は同じ場所で採取したクマムシを
上から見た画像です。
側毛と呼ばれる長い毛と、背甲板があるので、
ヨロイトゲクマムシ科であることが分かります。

背甲板の形状で属レベルの分類ができるのですが、
今回は初めてなのでヨロイクマムシ科の1種としておきます。

2018年2月 5日 (月)

茨城県、1月2日の深夜サンプリング_2

2月になってしまいましたが、
正月の茨城県サンプリングの続きです。

前回、夜10時過ぎの干潮時に磯でヨコエビ採取したことを書きましたが、
その少し前、潮が高いときにプランクトンネット採取も行いました。

1__1

コノハエビ(Nebalia sp.)を採取できました。
茨城県では過去にもコノハエビを採取していましたが、
前回は経験が浅く属レベルの同定ができていませんでした。
今回は日本産海洋プランクトン検索図説を頼りに、
額角、第2小顎、胸肢などの解剖を行い、
コノハエビ科 コノハエビ属(Nebalia sp.)であることを確かめました。

それにしても可愛い甲殻類ですね。
バージェス動物群のような古さを感じさせるところが良いです。

2__3

こちらはスナホリムシです。
コノハエビと同じくプランクトンネットで採取しました。
頭部中央の突起が突出することから、ヒメスナホリムシ
Excirolana chiltoni)と思われます。
貪食な性質のようで、一緒の瓶に入っていたヨコエビが
ことごとく囓られてしまいました。

3__2

干潮時の磯で採取しました。
ウミミズムシ属(Janiropsis sp.)と思われます。
第1胸脚が非常に発達しているので雄と思われます。
脚や触覚が千切れやすいので撮影が難しかったです。

4__4

イサザアミです。

昼間に立ち寄った涸沼で採取しました。
群れを作って泳いでいました。
アミは弱い生き物で、
採取してから家に着くまでに死んでしまうことが多いのですが、
今回は水温が低かったためか、
ビーカーの中で一ヶ月ほど生きています。

5__5

このフナムシは海岸で見かけるフナムシ属(Ligia 属)ではなく、
土壌生物のヒメフナムシ属(Ligidium 属)です。
フナムシ属よりも小型で、第2触角が短く、尾肢も短いです。
土壌から簡易ツルグレン装置で採取しました。

6__6

こちらも土壌から簡易ツルグレン装置で採取しました。
背板15枚、歩肢15対なのでイシムカデ目です。

7__7

こちらも土壌から簡易ツルグレン装置で採取しました。
歩肢が43対もあります。
ジムカデ目と思われます。

寒い季節でもそれなりに生き物は見つかるものですね。

« 2018年1月 | トップページ | 2018年3月 »