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2018年1月

2018年1月22日 (月)

茨城県、1月2日の深夜サンプリング

1月2日はスーパームーンでした。
満月、すなわち大潮。
正月で時間もあるし、これは海に行くしかありません。

ただ問題は干潮の時間が夜の10時過ぎであること。
満月なので少しは明るいですが、
暗闇のなかで採取を行わねばなりません。

それに気温。
真冬です。
なので、防寒をしっかりしてヘッドライトに懐中電灯も
プラスして夜間の採取を行うことにしました。

場所は茨城県の磯です。
ここには昼間に何回か来たことがあるので、
安全に採取できます。
さすがに、この条件下で初めての場所は怖いですね。

当日は気温は低かったものの、
風はなく、月も出ていたのでそれなりに好条件でした。
タイドプールを網でガサガサして、
小さな甲殻類を採取しました。
大きなヨツハモガニやヒトデも転がっていましたが、
それらは無視。
小さな獲物に執着します。

今回のブログではこのときに採取したヨコエビを紹介します。

_1

まず、モクズヨコエビ科です。
このヨコエビは模様がフサトゲモクズ(Protohyale affinis)に
良く似ているのですが、解剖して尾肢や尾節板の形状を
確かめたことがありませんでした。
今回解剖して、第3尾肢は単枝であること、
尾節板も2個に分かれていることを確認しましたが、
第1~第4底節板のトゲの有無を忘れました。
何かしら抜けますね・・・。

_2

モクズヨコエビ科の黄色の個体です。
フサトゲモクズ(Protohyale affinis)に似ていますが、
確信がありません。
解剖して違いを探しましたが、見つかりませんでした。
モクズヨコエビ科は難しいですね。

_3
テングヨコエビ科です。

この場所では普通種です。

_4
タテソコエビ科です。
この科は小さな種類が多いですが、
この写真の個体は比較的大きい方です。

_5
今回初めて採取したヨコエビです。
イソヨコエビ(Elasmopus japonicus)と思われます。
メリタヨコエビ科に属しています。
解剖して確かめました。
後日、解剖の詳細を掲載します。

_6
種類不明のヨコエビです。
おそらく文献の不足が原因で分類群を特定できていません。
この種の他にも分類群不明のヨコエビがいるので、
後日、解剖結果をブログに載せたいと思います。
このヨコエビを知っている方が見てくれることを期待します。

_7
こちらのヨコエビは磯で採取したものではありません。
茨城県の土壌で採取しました。
オカトビムシ(Platorchestia humicola)です。
雄を初めて採取しました。

今回はここまでです。
次回は茨城県で採取したヨコエビ以外の甲殻類を紹介します。

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