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2017年1月12日 (木)

キクイムシ? 2016年3月 房総半島野島崎

「ウミクワガタのプラニザ幼生(Praniza)」に頂いたコメントへの返信記事です。

キクイムシの記載があった図鑑は、
原色検索 日本海岸図鑑[II]になります。
初本と[II]の間でどの程度の違いがあるのかはわからないのですが、
Limnoria lignorumとL. andrewsiについて書かれているので、
[II]でも、キクイムシの記載は変わっていないと思います。

頂いたコメントでは「亜目不明の等脚類のページ」のキクイムシについて
同定していただきました。
分類群03 5a~ 7cです。

「ねこのしっぽ」ではまだ公開していないのですが、
2015年3月に房総半島南端の野島崎でも
キクイムシと思われる等脚類を採取していましたので、
ここで紹介します。

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この個体も夜間のネットサンプリングで採取しました。

スケールは500μmです。

胸部、腹部の幅が広く、相対的に頭が小さいですが、
全体的な印象がキクイムシに似ているように思います。

腹側からの画像では、尾肢の先端が尖っているように見えますが、
尾肢先端部分の高倍率の写真を撮っていなかったので、
外枝なのか内枝なのか判別が難しいです。

次回は、尾肢に着目して写真を撮りたいと思います。

コメントへの返信になりますが、
キクイムシの同定、ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。

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等脚類」カテゴリの記事

コメント

詳しい返信ありがとうございます。これもキクイムシですね。

毛が絡まっているようにも見えてこの写真では判断は難しいです。アンドリュースキクイムシParalimnoria andrewsiは、横浜など大きい港の中だけから見つかるので外来種だという話を読んだことがあります。そうすると、キクイムシ属かもしれないです。(分布が広がっているかもしれないですが)

キクイムシ亜目は見た目と尾肢の先端、おしりの模様(第5腹節と腹尾節)でかなり種の候補を絞れます。ヨコエビみたいに脚を見る必要はない点で楽ですね。

ところで、夜間の採集とありますが、昼間に採集できたことはありますか?
また、プランクトンネットで、どのくらいの頻度で何匹ぐらいキクイムシは取れるのでしょうか?

読んだ文献には、木材から出て来ることはあまりないと書いてあり、ホームページを見て興味深く感じました。

コメントありがとうございます!
この個体もキクイムシと判断できて嬉しいです。
キクイムシの同定ポイントを教えて頂きありがとうございます。
次回、キクイムシを見つけたときには尾肢、第5腹節、腹尾節に注目します。

夜間ネットサンプリングでキクイムシが見つかることは、実際にはほとんどないです。一回のサンプリングで多いときでも2~3匹なのでキクイムシ採取を目的とした場合には効率の悪い採取方法かもしれません。昼間のネットサンプリングではキクイムシが採取できたことはありません。
夜間ネットサンプリングで普通に採取できる甲殻類は、カイアシ、アミ、クーマ、ヨコエビ、ワレカラ、コツブムシなどです。採取時間帯は日没後1時間くらい、採取場所に照明を照らして甲殻類を集めます。巣を作るタイプのヨコエビを効率よく採取できるのがメリットです。

返信ありがとうございます。
夜間は海中を泳いでいるんですね。コツブムシなどがその方法で採集できることを初めて知りました。

さらに充実したホームページになることを期待しております。

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