« 水田生物(ホウネンエビ、カイエビ、シャジクモ) | トップページ | 土壌生物はじめました。 »

2016年9月24日 (土)

北海道の甲殻類

北海道に行ってきました
家族旅行が目的だったのですが、
隙を見て海岸生物のサンプリングも行いました。

オホーツクの砂浜を掘ったらアミがいました。
アミは夜間のネットサンプリングで採取できますが、
昼間は砂の中にいたんですねえ。

16141927

こちらは尾節です。

16145954

なぜか雌しか採取できなかったのですが、
尾節の形はArchaeomysis属に似ています。
オホーツク沿岸にはA. ochotensisが分布するそうです。

石狩の海岸では大きなハマトビムシを採取しました。
2cmくらいありそうです。
第2触覚の鞭部が長いのでホソハマトビムシと思います。

16230932

ホソハマトビムシ


こちらは夜間のネットサンプリングで採取したアゴナガヨコエビです。
アゴナガヨコエビは生きているときは透明で綺麗ですが、
死ぬと白色不透明になってしまいます。

18224636
アゴナガヨコエビ

今回のサンプリング(本来は旅行)では
新鮮な状態で試料を持ち帰ることが大変でした。
ヨコエビやアミは保存状態が悪いと脚や触角が脱落するので
種の同定ができなくなってしまいます。
いつものサンプリングでは試料を保冷バックで冷やすのですが、
今回はコンビニで氷を買って冷却を維持しました。
さらに天然の海水は腐敗しやすいので、
大きなヨコエビは人工海水にいれました。
人工海水もそれなりに効果があったみたいです。

他にも多数の試料を採取したのですが、
データ整理ができたら徐々に公開したいと思います。

« 水田生物(ホウネンエビ、カイエビ、シャジクモ) | トップページ | 土壌生物はじめました。 »

北海道サンプリング」カテゴリの記事