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2018年2月18日 (日)

クマムシ(緩歩動物門)を見つけました。

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アパートの中庭からクマムシ(緩歩動物門)を見つけました。
クマムシの採取方法は簡単で、
コケを水に入れてピンセットでほぐしていくと見つかります。
水道水のカルキが強いと死んでしまうかもしれないので、
くみ置きの水が良いかもしれません。

写真のクマムシは横から見たところで、
少しずつフォーカスを変えながら撮影しました。
大きさは0.2mmくらいなので肉眼で見るのは難しいです。
顕微鏡では4対の脚と、その先の爪も観察できます。

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こちらの写真は同じ場所で採取したクマムシを
上から見た画像です。
側毛と呼ばれる長い毛と、背甲板があるので、
ヨロイトゲクマムシ科であることが分かります。

背甲板の形状で属レベルの分類ができるのですが、
今回は初めてなのでヨロイクマムシ科の1種としておきます。

2018年2月 5日 (月)

茨城県、1月2日の深夜サンプリング_2

2月になってしまいましたが、
正月の茨城県サンプリングの続きです。

前回、夜10時過ぎの干潮時に磯でヨコエビ採取したことを書きましたが、
その少し前、潮が高いときにプランクトンネット採取も行いました。

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コノハエビ(Nebalia sp.)を採取できました。
茨城県では過去にもコノハエビを採取していましたが、
前回は経験が浅く属レベルの同定ができていませんでした。
今回は日本産海洋プランクトン検索図説を頼りに、
額角、第2小顎、胸肢などの解剖を行い、
コノハエビ科 コノハエビ属(Nebalia sp.)であることを確かめました。

それにしても可愛い甲殻類ですね。
バージェス動物群のような古さを感じさせるところが良いです。

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こちらはスナホリムシです。
コノハエビと同じくプランクトンネットで採取しました。
頭部中央の突起が突出することから、ヒメスナホリムシ
Excirolana chiltoni)と思われます。
貪食な性質のようで、一緒の瓶に入っていたヨコエビが
ことごとく囓られてしまいました。

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干潮時の磯で採取しました。
ウミミズムシ属(Janiropsis sp.)と思われます。
第1胸脚が非常に発達しているので雄と思われます。
脚や触覚が千切れやすいので撮影が難しかったです。

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イサザアミです。

昼間に立ち寄った涸沼で採取しました。
群れを作って泳いでいました。
アミは弱い生き物で、
採取してから家に着くまでに死んでしまうことが多いのですが、
今回は水温が低かったためか、
ビーカーの中で一ヶ月ほど生きています。

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このフナムシは海岸で見かけるフナムシ属(Ligia 属)ではなく、
土壌生物のヒメフナムシ属(Ligidium 属)です。
フナムシ属よりも小型で、第2触角が短く、尾肢も短いです。
土壌から簡易ツルグレン装置で採取しました。

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こちらも土壌から簡易ツルグレン装置で採取しました。
背板15枚、歩肢15対なのでイシムカデ目です。

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こちらも土壌から簡易ツルグレン装置で採取しました。
歩肢が43対もあります。
ジムカデ目と思われます。

寒い季節でもそれなりに生き物は見つかるものですね。

2018年1月22日 (月)

茨城県、1月2日の深夜サンプリング

1月2日はスーパームーンでした。
満月、すなわち大潮。
正月で時間もあるし、これは海に行くしかありません。

ただ問題は干潮の時間が夜の10時過ぎであること。
満月なので少しは明るいですが、
暗闇のなかで採取を行わねばなりません。

それに気温。
真冬です。
なので、防寒をしっかりしてヘッドライトに懐中電灯も
プラスして夜間の採取を行うことにしました。

場所は茨城県の磯です。
ここには昼間に何回か来たことがあるので、
安全に採取できます。
さすがに、この条件下で初めての場所は怖いですね。

当日は気温は低かったものの、
風はなく、月も出ていたのでそれなりに好条件でした。
タイドプールを網でガサガサして、
小さな甲殻類を採取しました。
大きなヨツハモガニやヒトデも転がっていましたが、
それらは無視。
小さな獲物に執着します。

今回のブログではこのときに採取したヨコエビを紹介します。

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まず、モクズヨコエビ科です。
このヨコエビは模様がフサトゲモクズ(Protohyale affinis)に
良く似ているのですが、解剖して尾肢や尾節板の形状を
確かめたことがありませんでした。
今回解剖して、第3尾肢は単枝であること、
尾節板も2個に分かれていることを確認しましたが、
第1~第4底節板のトゲの有無を忘れました。
何かしら抜けますね・・・。

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モクズヨコエビ科の黄色の個体です。
フサトゲモクズ(Protohyale affinis)に似ていますが、
確信がありません。
解剖して違いを探しましたが、見つかりませんでした。
モクズヨコエビ科は難しいですね。

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テングヨコエビ科です。

この場所では普通種です。

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タテソコエビ科です。
この科は小さな種類が多いですが、
この写真の個体は比較的大きい方です。

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今回初めて採取したヨコエビです。
イソヨコエビ(Elasmopus japonicus)と思われます。
メリタヨコエビ科に属しています。
解剖して確かめました。
後日、解剖の詳細を掲載します。

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種類不明のヨコエビです。
おそらく文献の不足が原因で分類群を特定できていません。
この種の他にも分類群不明のヨコエビがいるので、
後日、解剖結果をブログに載せたいと思います。
このヨコエビを知っている方が見てくれることを期待します。

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こちらのヨコエビは磯で採取したものではありません。
茨城県の土壌で採取しました。
オカトビムシ(Platorchestia humicola)です。
雄を初めて採取しました。

今回はここまでです。
次回は茨城県で採取したヨコエビ以外の甲殻類を紹介します。

2017年12月12日 (火)

ミドリムシ

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今年の夏に宮城県の沼で採取したミドリムシです。
正確にはユーグレナ植物門(Euglenophyta)
ミドリムシ科、ミドリムシ属(Euglena sp.)です。

この写真のミドリムシは細胞内に棒状のパラミロンの結晶を2個持っています。
パラミロンは多糖類の一種で、栄養補助食品としても知られています。

眼点の近くからは鞭毛が伸びていますが、
写真に写すのは難しいです。

眼点の反対側は針状の構造になっています。
また、細胞はわずかにねじれています。

棒状のパラミロンを持ち、細胞がややねじれ、
後端部(眼点の反対側)が針状になっている特徴は
淡水微生物図鑑(月井雄二著)のEuglena tripteris に似ています。

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こちらのミドリムシは東京都内の池で採取したものです。
さきほどの宮城県産の種(Euglena tripteris ?)と異なり、
小さな円盤状のパラミロンが多数あります。
後端部は細くなっていますが、尖ってはいません。

ミドリムシ(Euglena 属)としては一般的な形状なので、
種レベルの分類は難しそうです。

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こちらは新潟県で採取した小型のミドリムシです。
左右の写真で形が違いますが、どちらも同じ個体です。

ミドリムシは鞭毛を使って泳ぐほかに、
ユーグレナ運動という特殊な運動を行います。
ユーグレナ運動は、細胞が細くなったり、太くなったりしながら、
芋虫のように這い回る運動です。
普段は鞭毛で遊泳しているミドリムシが
障害物などに挟まって遊泳できなくなったときに、
ユーグレナ運動が生じます。

ユーグレナ運動を言葉で説明するのは難しいですが、
紙の筒に例えることができます。

週刊誌でも新聞でも良いのですが、
紙をねじって棒のように丸めると細い筒ができます。
このとき、斜めにずらしながら丸めると、紙の筒は長くなります。
これがミドリムシの長く伸びた状態に相当します。

次に、丸めた紙の巻きを緩くしてみます。
そうすると紙の筒は太くなり、短くなります。
これがミドリムシの太くなった状態です。
ただし、実際には右の写真のように複雑に変形します。

ただ、変形したときに細胞内のパラミロンが明らかに邪魔そうなのですが大丈夫なのでしょうか?

2017年11月17日 (金)

シャジクモ(Chara sp.)の観察


シャジクモは普通の水草(被子植物)に見えますが、
シダ、裸子植物、被子植物に見られるような維管束はなく、
花も咲かせません。
陸上植物に比べるとはるかに単純な構造ですが、
藻類のなかでは際だって複雑な構造を持っています。

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茎のように見える構造は主軸で、
節と節の間は節間細胞と呼ばれる非常に長い細胞でできています。
節の部分からは小枝が生じます。
小枝は節の部分から放射状に生じるので、
節から生じる小枝をまとめて輪生枝と呼びます。

上の写真の左側はシャジクモの上部の部分、
右側は付け根の部分です。

シャジクモ目(Charales)、シャジクモ科(Characeae)の代表的な属は
シャジクモ属(Chara)とフラスコモ属(Nitella)ですが、
シャジクモ属は小枝が分岐せず、フラスコモ属は分岐するといった違いがあります。
写真の種はシャジクモ属(Chara sp.)です。
石田精華園さんで購入した田土から発生しました。

直射日光を避けた明るい窓辺の瓶と、ベランダの水槽で栽培しました。

上側の部分を拡大してみます。

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オレンジ、または褐色の果物の実のような構造がありますが、
これはシャジクモの生殖器です。
シャジクモの生殖器は藻類のなかでも最も複雑なもので、
雄性生殖器官と雌性生殖器官の区別があり、
どちらも多細胞でできています。

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これは雄性生殖器官と雌性生殖器官を拡大したものです。
生殖器は節に近い部分の小枝にリング状に生じます。
雌性生殖器官が上側、雄性生殖器官が下側にあります。
シャジクモ属(Chara)は雌性生殖器官が上側、雄性生殖器官ですが、
フラスコモ属(Nitella)は雌性生殖器官が下側、雄性生殖器官が上側に付きます。

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シャジクモ本体から切り離して、詳細に観察した画像です。
少しずつ焦点を変えて撮影した画像です。
上側のオレンジ色の部分が雌性生殖器官(生卵器)です。
雌性生殖器官には卵が入っていて、受精後に卵胞子(接合子)になります。
卵胞子は螺旋状の管細胞に覆われています。

雌性生殖器官の頂点には冠細胞があります。
シャジクモ亜科(シャジクモ属、シラタマモ属、ホシツリモ属)の冠細胞は5個、
フラスコモ亜科(フラスコモ属)では10個有ります。
不明瞭ですが、写真の種(シャジクモ属(Chara sp.))の冠細胞は5個です。

下側の赤い球形の部分は雄性生殖器官(造精器)です。
雄性生殖器官(造精器)は楯細胞、柄細胞、造精糸が球形の構造を作っています。

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こちらは雌性生殖器官(生卵器)だけが並んだ部分です。
雄性生殖器官はシャジクモの頂点に近い部分だけに見られます。
少し根元側には雄性生殖器官がなく、雌性生殖器官(生卵器)だけがあります。
若い雌性生殖器官はオレンジ色です。

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若い雌性生殖器官(生卵器)の詳細な画像です。
雌性生殖器官(生卵器)は小苞と呼ばれる細胞に保護されています。
緑色の細胞で、長さは雌性生殖器官と同程度、
花びら、またはガクのような構造です。

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こちらは、少し根元に近い部分の雌性生殖器官(生卵器)です。
色が濃くなっています。
雌性生殖器官内部の卵胞子が成熟してきているのかもしれません。

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やや根元に近い部分の雌性生殖器官(生卵器)の詳細な画像です。
生卵器自体の大きさに変化はないようです。

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こちらは本体からこぼれ落ちた卵胞子(接合子)です。
卵胞子には螺旋状の構造があります。
種や属によって、卵胞子の形態は異なるようです。

ホシミドロなどの接合子と同じものと思いますが、
シャジクモ類の場合は特別に卵胞子と呼ぶようです。
卵胞子(接合子)は乾燥に耐えられる構造をしています。
実際、今回の試料は乾燥した田土(石田精華園さんで購入)から発生しました。
京都府産の水田が起源です。
石田精華園さんの周辺の水田にはシャジクモが繁茂しているのでしょう。

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こちらは主軸の節の部分から小枝(輪生枝)が生じる部分です。
托葉冠と呼ばれる短いトゲのような細胞が
小枝の根元側に付いているのですが、
この写真では不明瞭です。
というよりも、托葉冠が小さく目立ちません。
主軸には螺旋状の構造があります。
主軸は皮層で覆われているようです。

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主軸の拡大画像です。
主軸の本体は節から節までの間が1個の細胞でできています。
顕微鏡で観察すると、細胞内部の構造が原形質流動により、
高速で移動するのが分かります。
種や属によっては、主軸の表面が皮層で覆われます。
今回の種(シャジクモ属(Chara sp.))には皮層があるようで、
主軸表面に螺旋状の構造が見られます。

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主軸の表面の拡大画像です。
多数の細胞がタイルのように敷き詰められているように見えます。
タイルのような構造が本当に細胞なのか、
細胞表面の構造なのか判断できませんでした。
資料を探しているところです。

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こちらは小枝(輪生枝)です。
小枝(輪生枝)は皮層に覆われていないようで、透明感があります。
種や属によっては、小枝(輪生枝)の表面が皮層で覆われます。
主軸が皮層で覆われ、小枝(輪生枝)には皮層がない種は、
イトシャジクモ(Chara fibrosa)と、その近縁種です。
今回の種はイトシャジクモに特徴が似ているのですが、
托葉冠と苞が短い特徴が、イトシャジクモ(Chara fibrosa)と異なるため、
種レベルの同定は保留としました。

小枝(輪生枝)の先端は、複数のトゲのような細胞があり、
“冠状”となっています。
この構造も分類の役に立つそうです。

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シャジクモの仮根です。
陸上植物のような本物の根ではないという意味で仮根と呼びます。
仮根部に白色の "球状体"を持つ種もあります(シラタマモ、Lamprothamnium succinctum)。

今回のコラムは下記の文献を参考にいたしました。

しゃじくもフィールドガイド
独立行政法人国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター 生物資源保存研究推進室 微生物系統保存施設

http://mcc.nies.go.jp/Chara2006/chara_fieldguide.htm

車軸藻の見分け方 | NIES コレクション
http://mcc.nies.go.jp/Chara2006/chara-4.html

植物の上陸作戦=シャジクモの辿った道
坂山 英俊 神戸大学大学院理学研究科

藻類の多様性と系統
バイオディバーシティ・シリーズ
岩槻邦男、馬渡峻輔 監修、千原光雄 編集、裳華房、1999

2017年11月 6日 (月)

ボルボックス(Volvox sp.)の雑学

甲殻類と土壌生物の画像集の更新が終わったので、
最近は藻類のデータ整理を始めました。
去年から今年にかけて撮影した画像です。

 

久しぶりのボルボックス(Volvox sp.)の画像です。


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石田精華園さんで購入した田土から発生しました。
ということは乾いた土の中でもボルボックスは休眠できるのですね。
この土からは他にもシャジクモや、ホウネンエビカイエビが発生しました。

 

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ボルボックスの特徴は緑色の小さな点が集合していることですが、
この点は何なのでしょうか?
拡大してみましょう。

 

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はい、このとおり、緑色の点は個々の細胞です。
日本淡水プランクトン図鑑によれば、
ボルボックスの細胞数は500~20,000だそうです。

 

ボルボックスはこれらの細胞が群体を作っています。
正確には“定数群体”と呼ばれるもので、
生殖細胞が決まった回数だけ分裂して細胞を増やし、群体を作っています。
個々の細胞が適当に分裂して細胞数を増やすのではないところが特徴です。

 

“定数群体”の藻類は、細胞数が2の倍数であることが特徴です。
群体を形成する細胞が同じ回数だけ分裂するので、
細胞数が2の倍数になります。
例えば、クンショウモの細胞数は4, 8,16,32,64であることが多いです。
それぞれ2回分裂、3回分裂、4回分裂、5回分裂、6回分裂でできた群体です。

 

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左は細胞間隔が狭く、右は広くなっています。
細胞の間には橋のような構造がありますが、
右の群体ではこの橋のような構造が長く伸びています。

 

細胞の距離を広げれば群体を大きくできます。
後述するように、ボルボックスは親群体の内部に娘群体を入れているので、
娘群体を複数入れておくには大きな容積が必要です。

 

個々の細胞には他の藻類と同じく葉緑体やピレノイドがあります。


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上の写真は少しずつフォーカスを変えて撮影した画像です。
細胞の中にあるリング状の物体がピレノイドです。
右下の画像でよく見えています。
ピレノイドは藻類の細胞に特徴的な構造です。
二酸化炭素の濃度を高めて、炭素固定を効率的に行うなどの機能があるそうです。

 

ボルボックスの細胞には眼点もあります。

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左右の写真は同じ場所を撮影した画像ですが、
フォーカス位置が異なります。
左の写真のようにフォーカス位置を変えると眼点が見えてきます。
赤~オレンジ色の粒状の構造が眼点です。
ボルボックスは個々の細胞で光を感じています。

 

細胞と細胞の間には寒天質があります。
寒天質は透明ですが、よく観察すると多角形の構造があります。

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この写真はコントラストを高くしたもので、
左の写真をよく見ると細胞の周りに多角形の構造があります。
右の写真は多角形の構造をピンク色の線で上書きしたものです。
日本淡水プランクトン図鑑のVolvox globatorのイラストでは
多角形のイラストが繊細に記載されていて、
“表面から見ると多角形の集まりに見える”との記述もあります。
位相差顕微鏡を用いれば、もっとよく見えるのかもしれません。

 

次にボルボックスを横(断面)から見てみましょう。

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寒天質の皮膜の内側に沿って細胞が並んでいることが分かります。
ボルボックスの細胞は表面に1層あるだけで、
球体の内部には細胞はありません。
(娘細胞の群体はあります。)

 

倍率的にちょっと厳しいですが、
写真をトリミングして個々の細胞を拡大してみました。

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寒天質の表面に近い側に眼点、反対側にピレノイドがあります。
ボルボックスの細胞は、5μm~10μmくらいです。

 

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この写真のボルボックスの中には、やや大きな球状構造が入っています。
これは娘群体(子供の群体)です。

 

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娘群体を拡大した画像です。
群体表面には隙間無く細胞が敷き詰められています。
親群体に見られるような細胞を繋ぐ橋のような構造はありません。

 

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こちらは、もっと小さな娘群体です。
細胞数が少ないです。
群体全体が薄い膜のような構造に包まれています。
これは生殖細胞の細胞膜と思われます。
他の定数群体の藻類でも、例えばイカダモなどでも
親細胞の中で細胞分裂が進みます。

 

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こちらも初期の娘群体を撮影した画像です。
この段階では細胞数を増やすことで群体の大きさが大きくなっていきます。

 

ところで、多くの定数群体の藻類(クンショウモイカダモパンドリナ)は
全ての親細胞の内部で娘群体が作られますが、
ボルボックスでは特定の生殖細胞の中で群体がつくられます。

 

体細胞と生殖細胞を区別することは多細胞化の第一歩かもしれません。
より進化した段階になると、生殖細胞を支援する細胞群が現れます。
次回は、そのような段階のシャジクモを紹介したいと思います。

 

ボルボックスの他の画像は、
ねこのしっぽ内の“ボルボックスの画像集”もご覧ください。

2017年10月22日 (日)

東京湾サンプリング 2017年10月 葛西臨海公園

葛西臨海公園で夜間のプランクトン採取を行いました。
東京湾は波が静かなので夜の採取はやりやすいです。

懐中電灯で海の中を照らすと大量のアミが泳いでいるのが見えました。
尾節を切り離して詳細に観察したところ、
ニホンイサザアミ(Neomysis japonica)であることが分かりました。

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日本海岸動物図鑑によれば、
ニホンイサザアミは浜名湖、東京湾、富山湾、最上川河口などから
見つかるそうです。
淡水の影響があるところに生息しているみたいですね。
佃煮の原料になるそうです。
こちらは雄のニホンイサザアミで第4腹肢が長く伸びています。

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こちらも雄のニホンイサザアミです。
日本海岸動物図鑑によれば、最大16mmになるそうですが、
今回採取したものは、そこまで大きくありませんでした。

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上の写真は雌のニホンイサザアミです。
腹肢が退化的です。

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クーマも採取できました。
ただ、種類が分かりません。
この種は以前にも採取していて、
そのときはニシキクーマかと推測していたのですが、
尾節を観察したところニシキクーマとは違うようです。
情報収集が必要です。

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ヨコエビも採取できました。
小型の個体のため第1咬脚が小さいですが、
ニホンドロソコエビ(Grandidierella japonica)です。
東京湾の代表的なヨコエビですが、東京湾で採取したのは初めてです。

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エビです。
たまたま網に入ってきました。
スジエビのなかまですが、腹部に筋状の模様がなく、
点紋があるのでユビナガスジエビ(Palaemon macrodactylus)と思います。

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昼間のサンプリングでも見つかりますが、
カイアシも見つかりました。

カラヌス目と思われますが詳細不明です。
東日本震災一ヶ月後に茨城県涸沼で採取した種に似ています。
淡水の影響を受けるところに生息している種かもしれません。
なんとかして同定したいですね。

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こちらもカイアシです。
生殖節がよく発達しています。
ハルパクチクス目に似ていますが、どうでしょうか。
この種も東日本震災一ヶ月後に茨城県涸沼で採取した種に似ています。

甲殻類以外のプランクトンも採取できました。

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こちらはヤムシです。
日本産海洋プランクトン検索図説では原生矢虫綱(Class Sagittoidea)、
ウィキペディアでは毛顎動物(Chaetognatha)とされています。

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頭部の拡大画像です。
小さな眼(眼色素)が特徴的です。

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別の個体の頭部です。
顎毛と呼ばれる牙のような構造があります。

ねこのしっぽラボのホームページでは
藻類、甲殻類、珪藻、土壌生物を中心にまとめていますが
こういったマイナーな生物も紹介しないといけないですね。

2017年10月15日 (日)

東京湾サンプリング 2017年9月 お台場

9月に東京湾(お台場)で夜間サンプリングを行いました。
金曜の夜のお台場はカップルでいっぱいでしたが、
そこに作業服+ヘッドライト姿で乗り込みました。

プランクトンネットではゾエアが大量に採取できました。
少数ですが、ウオジラミも採取できました。
ウオジラミを採取したのは初めてです。

岩の上には大きなフナムシ、
波打ち際にはヨコエビ(フサゲモクズ)がいました。

さて、ウオジラミです。


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金魚などの淡水魚に寄生するチョウという甲殻類も
“ウオジラミ”の別名をもっているので紛らわしいですが、
今回紹介するウオジラミは海水魚に寄生するカイアシ
(Calididae;カリグス科)のなかまです。
ウオジラミは普通は魚の体表に寄生して体表から
粘液や血液を食べています。
なので、プランクトンとして見つかることは希だと思うのですが、
今回は複数個体見つかりました。

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こちらもウオジラミです。
種や属レベルの同定は不勉強でよく分からないです。

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こちらもウオジラミです。
上の写真のウオジラミと形態が異なっているので
最初は雌雄の差かと思ったのですが、
どうやら種が違うようです。
Nob!!氏のブログ、“Nob!!の勝手に甲殻類 ~ミジンコからタカアシガニまで~
続・ウオジラミ のページで紹介されている
Caligus undulatus Shen & Li, 1959に形態が良く似ています。
Nob!!氏は東京湾でプランクトンとして採取したそうなので、
採取場所も、採取したシチュエーションも良く似ています。

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こちらはCaligus undulatusと思われるウオジラミの先端部分です。
眼のように見えるのは吸盤なんだそうです。

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こちらは裏側の顎脚を拡大した画像です。
これで魚にしがみついたりするのでしょうか。

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こちらは同時に採取したウオジラミの幼生(Copepodid)です。
幼生まで見つかったので、ウオジラミがこのあたりで
繁殖しているのは間違いないでしょう。

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さて、こちらはウオジラミと同時に採取したゾエアです。
というか、お台場の海はゾエアだらけでした。
近場でカニの産卵があったのでしょう。

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こちらは岩の上で採取したフサゲモクズ(Hyale barbicornis)の雄です。
まとまった数が採取できたので雄雌の解剖もできました。

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こちらはフサゲモクズの雌です。
雄と比較すると第2咬脚が小さいです。

次回は葛西臨海公園です。

2017年10月 1日 (日)

宮城県牡鹿半島と万石浦周辺サンプリングの続き

ずいぶん間が開きましたが、宮城県牡鹿半島と万石浦周辺サンプリングの続きです。

まずヨコエビの続きです。


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ヒゲナガヨコエビ属(Ampithoe sp.)と思います。
わりとよく見つかるヨコエビです。

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小型ですが、フサゲモクズ(Hyale barbicornisと思います。
第2触角に剛毛が密生していることが特徴です。
こちらも、わりとよく見つかるヨコエビです。
奥松島で採取したのですが、大型の個体は見つからず、
小型のものだけが採取できました。

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アゴナガヨコエビ科(Pontogeneiidae)です。
遊泳力の強いヨコエビで、夜間のネットサンプリングでもよく見つかります。
昼間は海藻に付着しているようで、海藻をパシャパシャすると採取できます。
第2触角の柄部には青色の模様がありますが、
このタイプのアゴナガヨコエビは日本各地から見つかります。
体が透明で生きているときは内蔵が透けて見えます。
眼が大きいことも特徴です。

次はエビです。

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小型のテッポウエビです。
干潮時の干潟で採取しました。
テッポウエビを採取したのは実は初めてです。

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スジエビモドキ(Palaemon serrifer)です。
牡鹿半島で採取しました。
関東周辺では三浦半島に生息しています。
近縁種にイソスジエビ(Palaemon pacificus)がいますが
共存することは少ないようです。

ヤドカリです。

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ユビナガホンヤドカリ(Pagurus minutus)と思われます。
普段、ヤドカリはあまり採取しないのですが、
たくさんのヤドカリがいたので採取したところ本種でした。
採取時はホンヤドカリ(Pagurus filholiだと思っていました。

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カニ類のメガロパ幼生です。
種の同定は難しいです。

続いて等脚目です。

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スナホリムシです。
遊泳力が強くピペットなどでの採取は難しいです。
夜間のネットサンプリングで採取できます。
珍しいものでは無いと思うのですが、採取は久しぶりです。
砂浜で採取しないからかもしれないですね。

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イソコツブムシ(Gnorimosphaeroma rayi)です。
普通種ですが、大きなものはそれなりに少ないです。

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シリケンウミセミ(Dynoides dentisinus)の雄です。
雄は腹部背面中央に突起がありますが、雌にはありません。
イソコツブムシよりは数が少ないです。

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ヘラムシです。
種類までは分かりません。

宮城県サンプリングはこれで最後です。
次回、東京お台場サンプリングです。

2017年9月10日 (日)

甲殻類と土壌生物の画像集を更新しました。

1年3ヶ月ぶりに“ねこのしっぽ 小さな生物の観察記録”を更新しました。
今回は2015年~2016年に撮影した甲殻類と土壌生物の画像を追加しました。

甲殻類の画像集は全般的に新しい画像を追加していますが、
特に鰓脚綱と軟甲綱 端脚目 ヨコエビ亜目のデータが増えています。

鰓脚綱はミジンコや、カイエビ、それにホウネンエビを追加しました。

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ミジンコ(Daphnia pulexです。
スケールは500μmです。

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オオメミジンコ(Polyphemus pediculusです。
スケールは500μmです。

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トゲカイエビ(Leptestheria kawachiensisです。
スケールは1mmです。

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ホウネンエビ(Branchinella kugenumaensisです。
スケールは2mmです。

ヨコエビ亜目は、ヒゲナガソコエビ科、ユンボソコエビ科、メリタヨコエビ科、
ハマトビムシ科で、属レベルで同定できた分類群が増えました。

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ヒゲナガソコエビ科のヒゲナガヨコエビ属(Ampithoe sp.)です。
スケールは2mmです。
ヒゲナガソコエビ科は他にイッケヒゲナガヨコエビ属(Peramphithoe sp.)
を追加しています。

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ユンボソコエビ科のブラブラソコエビ(Aoroides curvipesです。
スケールは1mmです。
ユンボソコエビ科は他にもケナガブラブラソコエビ(Aoroides longimerus)、
ニホンドロソコエビ(Grandidierella japonicaなどを追加しています。

7im160716__1_x2_2560x1920_1mm
メリタヨコエビ科のメリタヨコエビ属(Melita sp.1)です。
スケールは1mmです。
ヤシャヒメヨコエビ属(Abludomelitaも追加しています。

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ハマトビムシ科のニッポンスナハマトビムシ(Talorchestia nipponensisです。
スケールは2mmです。
ヒメハマトビムシ(Platorchestia platensis)、
ニホンヒメハマトビムシ(Platorchestia pachypus)、
ホソハマトビムシ(Paciforchestia sp.)も追加しています。

甲殻類の画像集では他にもアミやカイミジンコの解剖なども追加しています。

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アミ目ヒペレリスロプス属(Hypererythrops sp.)です。
スケールは1mmです。

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カイミジンコの解剖です。
詳細はホームページでご確認ください。

土壌生物の画像集は未だ試作段階です。
次の更新くらいで形になると思います。

今のところ、ササラダニトゲダニケダニトビムシのデータがほとんどです。
ただカニムシのデータを入れることができたのは良かったです。

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カニムシの画像です。
スケールは500μmです。

画像の使用方法は今までと変わらずです。

よろしくお願いします。

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